Skyrim08~野良猫? 家猫?~

Skyrim

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バルグルーフ首長『・・・ようやく来たか』
セシリー『はい、監視塔は壊されちゃったけど、ドラゴンは死にました』
バルグルーフ首長『うーむ、イリレスが優秀なことは知っているがあの少人数で倒せたとは思えん。何があった?』
セシリー『えっと、セシがドラゴンの死体に近づいたらその体が燃え上がって、セシは光に包まれてなんか吸収しちゃったみたいです』
バルグルーフ首長『それはまさか・・・ドラゴンボーン!?』
衛兵A『ドラゴンボーンだって!?』
衛兵B『あの・・・伝説の・・・?』
アヴェニッチ『金づる』
ざわ・・・ざわ・・・
セシリー『いえ、セシがドラゴンボーンだって確証はありません、自覚も無いですし』
バルグルーフ首長『・・・よくやってくれた、セシリーよ。俺はお前をホワイトランの従士に任命しようと思う。俺が与えられる最高の栄誉だ』
言葉は穏やかだがバルグルーフ首長の目からは有無を言わせない迫力を感じる。
セシリー『・・・はい、謹んでお受けいたします』
バルグルーフ首長『おお、そうか。では、これが従士の証(ホワイトランの斧)だ、私兵としてリディアをつけよう、好きに使ってくれ』
セシリー『はい、ありがとうございます』
バルグルーフ首長『では、さっそくだがお前にはグレイビアードに会ってもらう』
セシリー『グレイビアード?』
バルグルーフ首長『彼らは声の使い方の達人で世界のノドの絶壁高く人里隠れた場所に居る。ドラゴンボーンは生命活動の最も重要な部分を声に集中させる能力があるからな、きっと彼らが力になってくれることだろう』
セシリー『分かりました』
???『おめでとう、セシリー』
セシリー『あ、イリレス!いつ帰ってきたの?』
イリレス『ついさっきよ、まったく誰かさんの報告が遅かったせいですっかり野宿が板についちゃったわよ』
セシリー『へへへ、まあこれからもよろしくね』
イリレス『期待しているわよ、従士さま』
セシリー『うん、じゃあまた今度マンモス狩りに』
イリレス『だが、断る!』
ふう、イリレスと同じ立場になれたのは嬉しいけど、ドラゴンを倒した時に危惧したとおり組織に組み込まれちゃったなー。
???『セシリーさまですか?』
セシリー『え、君は?』
リディア『バルグルーフ首長からあなたに仕えるよう命じられました、リディアと申します』
セシリー『ああ、よろしく。でもセシが従士になったっていっても何をしていいのやら』
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セシリー『そうなんだ、名誉職ならそこそこ自由が効くのかな~』
リディア『ええ、もちろんです。ご主人さま』
セシリー『ご主人さまは小恥ずかしいな、そうだマスターって呼んでよ』
リディア『分かりました、マスター』
セシリー『マスターはよせ』
リディア『え?』
セシリー『ああ、ごめん一度言ってみたくて。えーと、好きに呼んでいいよ』
リディア『はい、では・・・マスター』
セシリー『君も物好きだね』
リディア『フフフ、それで私はどうしましょう?マスターについて行き旅の手助けをすることも可能ですが』
セシリー『うーんと、とりあえずセシの家で待機で』
リディア『え、自宅警備員ですか!?あの、何か私に至らない点が』
セシリー『ううん、そうじゃなくてずっと一人で旅してきたから慣れなくて、それにバルグルーフ首長からはグレイビアードに会えって言われたけど、無視して南のほうへ行ってみるつもりだし』
リディア『・・・後半は聞かなかったことにしておきます、了解ですマスター』
リディアのあの様子だと別にセシの監視役というわけでもないみたい。ホワイトランかー、帝国にもストームクロークにも加担しない姿勢はいいと思うし、伝説の傭兵団『同胞団』が居るから両陣営ともそうそう手を出せないだろう。うーんそれでもやっぱり組織に所属するのは肩が凝るなー。まあ、割と自由にやれそうだし
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このドラゴンズリーチからの町の眺めは嫌いじゃない、マイホームもあるしホワイトランのために頑張ってみるかにゃ~。
リディアに家の清掃と留守を任せ、ホワイトランの馬屋へ。
馬屋の男『お、来たねネコさん』
セシリー『うん、これ』
馬屋の男『はい、確かに1000ゴールド』
鞍を付けた馬の前に立つ。
セシリー『・・・もう2度と死なせない。よろしくねアリー2世』
アリー2世『ヒヒーン』
決意も新たにアリー2世に跨り、南の『ファルクリース』を目指し出発~。

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