FF6_16:ケフカの塔〜ED

FF6

ストーリー

再びケフカの塔へ。
魔力の高いセリス、ティナ、リルムを回復役として3つのパーティーに振り分け、あとは適当にメンバーを埋める。
正直まだレベル不足だろうし、宝箱開けつつレベルアップしていけたらとちょこちょこセーブしながら進んでいたんだけど、案外行けるもので
FF6_143.png
鬼神
FF6_144.png
魔神
FF6_145.png
女神
の三闘神を倒すことに成功。しかし、三闘神を倒しても魔法の力は消えない。こんなにあっさり倒せたのも、三闘神からすでに魔法の力が抜かれていたから。
そんなことができるのはただ一人
FF6_146.png
ケフカ。
これはちょっと意外な展開。てっきりケフカの肉体を媒体として三闘神が蘇ったのであり、ケフカの自我は消滅しているものだと思ってた。『ヒョーッヒョヒョ』と相変わらずなケフカ。
『すべてはやがて無に帰する、何をやっても無駄無駄。だから破壊して無に帰してあげる』というケフカ。『無に帰するという結果ではなく、それに至る過程が大事。そしてその過程の答え(中途目標)はそれぞれが見つければいい』という主人公たち。
ティナは『愛する心』を、エドガーは『国を守る使命』を、カイエンは『亡き妻と子供』を、セリスは『受け入れてくれる人』とそれぞれ答えを見つけていた。意見はまったくの平行線で
FF6_148.png
なおも破壊を続けようとするケフカに対し、結局は拳で語ることに。
FF6_149.png
順番ってなんだろう、あー交代交代でやっていくのかなと後半に主力メンバーを集め割と適当に割り振る。
FF6_150.png
取り込んだ三闘神、幻獣たちの力をフルにぶつけてくるケフカ。なんとか2段階目まで倒すもやはりこのメンバーでは厳しく全滅。次のパーティに切り替わるのかなと思いきや……まさかのゲームオーバー(´゚д゚`)エー
順番とはなんだったのか。。主力メンバー4人にし、再度トライでがんがん倒していき
FF6_151.png
ようやくケフカ本人とご対面、やだ、このケフカ神々しい。
三闘神の力を抜き取り、文字通り力も姿形も神となったケフカでしたが5ターンくらいであっさり撃破。。うん、ごめんアルテマは縛るべきだった。。セリスのアルテマ → ゴゴのものまね → マッシュの夢幻闘舞 → ティナが連続魔でリレイズやケアルガとまったく危なげなかった。アルテマ強すぎた。。幸いというかティナのアルテマの習得が間に合わなかったからよかったものの、覚えてたら3ターンくらいで終わってたかも。
一言も発せず崩れ落ちていくケフカ。今度こそ三闘神の力は失われ、
FF6_152.png
砕け散っていく魔石、そしてティナも。。最後の力を振り絞ってみんなの脱出を先導するティナ。飛空艇で脱出するも並行して飛んでいたティナの高度は落ちていき落下。
トランスが解け人間の姿に戻っていた。半分は幻獣だけど、もう半分は人間だものね。これでティナは幻獣でも人間でもなかった世界でただ一人の存在、孤独からも開放されたのかなーと。
壊されてしまった世界、でも再び大地に芽が芽生え、地上の人々は絶望することなく復興に向けて動いていた。そんな世界を飛空艇で廻るメンバーたちを背景に
FF6_154.png
FF6完。

おまけ

ED画面でケフカの塔でそれぞれのメンバーの活躍が描かれていましたが、お空に顔が浮かぶメンバーが3人ほど。。モーグリのモグ、雪男のウーマロ、そして
FF6_153.png
シャドウさん(`・ω・´)ゞ
井戸がある町に居たらしい。。何処だろう?ほとんど世界は回って行ってないところといったら獣ヶ原の洞窟くらいだけど、あそこは町じゃないよね?うーん。正直ケフカと対峙してピンチになった時、またシャドウさんが来てくれるものだと思ってました(;´∀`)

最新パーティーメンバー

FF6_155.png
ものまね士の使い勝手がよく4人目はまさかのゴゴでした。

新登場キャラクター

特になし。

レビューに代えて

面白かった〜。
ただ、不満点は多く
システム面では
・崩壊後の世界のエンカウント率の高さ(崩壊後、活発になったモンスターを演出したかったんだろうけど)
・ラストダンジョンの雑魚敵の反撃率の多さ、ヘイストでもかかっているのかっていうくらいの行動速度
ストーリー面では
『魔法・魔導』がテーマだった割に、それを生かしてきれてない気がしますね。『魔封剣』そして魔大戦後に発展した『機械』が鍵になると思っていたがまったく触れられることはなかった。崩壊前のティナを中心に据えたストーリーに比べ、崩壊後のストーリーはちょっと描写不足なんじゃないかと。全体はともかく個別のティナやカイエンのサイドストーリーはよかったと思いますけど、やはり群雄劇って全体のテーマがぼやける感じがして苦手。
この辺の不満は7で修正されていったのかなと思います。
幻獣から力を抜き出して人造魔導士を作る過程は、ジェノヴァからソルジャーを生み出す過程へ。マテリア(魔法)と機械のミックス。あくまでクラウドを主人公としてストーリーを進めていき、個別キャラにもスポットを当てるといった感じに。
ラスボスがケフカというのは意外性があっていいと思うんだけど、ケフカが何故これほどまでに破壊を望んだ理由・幻獣果てには三闘神まで取り込めるようになった理由がさっぱり分からない。崩壊前のフットワークの軽かったケフカが崩壊後は塔から出てこず描写が減ったのも残念ですね。
スマホ版のFF6が噂されているけど、もし移植じゃなくてリメイクになるなら、プロローグとしてセリスの帝国時代~裏切るまでを描いて、その際にケフカ、レオ将軍、操られているティナも描いて帝国側の掘り下げをしてほしいなーと。
穿った視点で見ると結局フィガロ大勝利になっちゃうんですよね。
ツェン、アルブルグ、マランダ、ドマの4国は帝国に滅ぼされ、その帝国も皇帝という絶対的指導者を失って崩壊。今後の世界はフィガロが支配していくとは言わないけど、復興を手助けしリードしていくんだろうなーと。
そもそも魔大戦後、機械によって発展した世界で小国だった帝国が遅れていた機械技術に対抗するために魔法を蘇らせた気がするし、うーん、うーん。
お気に入りのキャラはセリスかな。
正直言って彼女が何をしたかったのかがさっぱり分かりませんでした。幼い頃から帝国の英才教育を受けて将軍にまでなったのに帝国を裏切る理由が分からないし、家族や部下は居たのかとか、スポットが多く当たった割にその辺のことはさっぱり描かれず。。帝国を裏切ったのはそのまま死ぬつもりで生き長らえる気はなかったと勝手に解釈することで一応納得。その時救ってくれたロックのためだけに頑張ってたらなら、それはそれでいいんじゃないかと。登場初期の頃の冷徹な将軍ではなく案外女の子女の子した一面もあって、魅力的なキャラでした。プロフィールを見ると3月10日生まれのB型で、セシも同じ生年月日、血液型なので親近感を覚えたというのもあるのかも。
ただ、やっぱりFF6の主人公はティナだったんじゃないかなーと。
魔法がテーマだし、失っていた記憶を取り戻したけど、幻獣でも人間でもない自分に思い悩み、魔法の力ではなくティナ自身を必要としてくれる存在を求め、『愛を知りたい』とさらに悩み、それを見つけて今度はそれを守るために魔法の力を使っていくと、うん、やっぱ主人公ティナだわ。セリスもこれくらい一貫して描いてくれたらなー。
まあ、色々不満点はあったけど面白いゲームでした。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。