サガスカ13〜ウルピナ:精錬〜
ストーリー
怪しい一団に連れさらわれてしまった兄を追って、イルフィー海へ。港で停泊中の船を発見、即乗り込む姫さま。
モンド(さすがは姫さま、いつでも即断即決、即強襲)
「私の名はユラニウス・ウルピナ。兄をすぐに解放しなさい!」
団長「我らが海上騎士団と知っての狼藉か?我らは依頼されれば、いつでも誰でも海上護衛を引け受ける。客人たちが何者かは知らぬ。ただ、ワイズの廃墟の方へ向かったな」
ワイズの廃墟にて、遂に怪しい一団と接触。
「あなた達は何者?兄さまを返して!」
怪しい男「アントニウスか。返してやらぬでもない。すべては、お前次第だ、ユラニウス・ウルピナよ……皇帝の大鋸を破壊しろ!」
モンド(なんという見え透いた嘘、姫さま言ってやってください)
「分かったわ!」
モンド(姫さまー!?)
「兄さまを返して、返しなさいよ!」
怪しい男「アントニウスにはまだ利用価値があるのでな。サウノック様復活のための傀儡になってもらうのだ。さらばだ、愚か者。はははははは!」
モンド(ですよねー)
怪しい一団の正体はかつて地上を支配していた冥魔サウノックの信者。憎き星神によって不当に追いやられたその地位を取り戻し、正当な支配者として再び君臨するのが目的のようだ。
「力ずぐでも兄さまは取り返す!……でも、皇帝の大鋸どうしましょう、モンド」
モンド「東帝国の太皇太后は、帝国にまつわる故事に詳しいお方と聞いています。何かの助言が得られるかもしれません」
トラキニ州にて太皇太后に謁見。
モンド(”破壊されてしまった”?……姫さまついに記憶の改竄まで)
太皇太后「失われてしまったなら新たに鍛えればいいじゃない」
「それだ!」
モンド(どれだ!?)
太っ腹の太皇太后は案内役として、騎士団長カーンをつけてくれた。カーン自身もこれで旅に出れるとノリノリである。
大鋸を鍛えるための素材を求めて北東界外へ赴き、さくっと集めてトラキニ州にUターン。
太皇太后「ユラニウスの鉄床と鎚はテルミナ州のクニミ城にあるのだけど、現在ワロミル軍に占拠されてしまっているわ。あとは代官であるローソンと相談して頂戴」
「ファミチキください」
「許可はもらったわ、正面からワロミル軍を説き伏せます」
モンド(まーた始まった)
南門の兵士「あんた、頭腐ってるの?この向こうにはワロミル軍がひしめいているのよ。開けられるわけないでしょう」
「なるほど……では、夜にこっそり開けてください」
南門の兵士「どうしてそうなる……あんたみたいな、か弱い(頭が?)女の子を物騒な夜に放り出すわけにはいかないでしょう!」
「ならば北門よ!」
北門の兵士「お前、頭腐ってるのか?この向こうにはワロミル軍がひしめいているんだぞ。開けられるわけないだろう」
「なるほど……では、抜け道はありませんか?」
北門の兵士「あったら一大事だ!お前、まさかワロミル軍の間者か?」
「ローソン様、小舟をお貸しください!中央の湖を横断してクニミ城に乗り込みます!」
ローソン「なるほどのう。うんうん、わしは賛成…」
ローカイ「ダメだダメだ!ワロミル軍を北門南門に引きつけておいて、船団で一気に背後を突くのが我々の作戦だ。今ここで船を出しては、敵に作戦を気づかれる!」
ローソン「すまんのう、ウルピナちゃん。だが、ここは息子の言うことが正しいじゃろうて」
八方塞り!途方に暮れながらも諦めきれずに湖へ向かう姫さま。そこには和服の女性が佇んでいた。
和服の女性「今しがた怪しい集団が湖を渡っていったわ、どうしようか思案中。あなたが追うならこの小舟を貸してあげるわ」
「お礼を言うべきなのか、正直罠なのかとも感じています」
モンド(いや姫さま、テルミナ軍の作戦がバレちゃうから船に乗る事自体がNGですぞ……)
でも、結局ホイホイ乗っちゃう姫さま。
無事湖を渡り、クニミ城に到着。堂々と正面から謁見を申し込む通常運転な姫さま。対面したのは盾将軍イラクリオス家の現当主にて、ウルピナの実母クラウディアの妹、つまりは叔母にあたるイレーネ・イラクリオス。そしてメグダッセ、ケイ、サンドリア、グラディオンにまたがる新たなワロミル王国の帝王(自称)エイディル。
意外にもフレンドリーで、最近様々な地域で起こっている異変に対応するため、世界を再び一つの王国にまとめあげるというエイディル。
エイディル「私と共に来い、ウルピナ」
「ここまで辿り着くため東帝国の方々には大いにお世話になりました。彼らを裏切ることはできません。しかし、私はどちらの味方でもありません。サウノック復活を阻止し、大地の蛇を倒した後、正式にユラニウス家として回答したいと思います、陛下」
エイディル「ふむ……まあ、今はそれでいいだろう。クニミ城の鉄床は自由に使うといい」
「ありがとうございます!」
ワロミル軍とテルミナ軍が北門と南門でぶつかり合う中、一心不乱に鎚を叩き
モンド「み、見事な出来栄えです。姫さまの思いが籠もった大鋸ですな」
両軍が激突、そして予定通りテルミナ軍が船団で一気に背後を突く!そんな最中、北門から少し離れた山で紋章焼きによるサウノック召喚の儀が行われていた。
新生した皇帝の大鋸の試し切りだ!……なお、大鋸は大地の蛇特化なので特に関係はない模様。
傀儡とされてしまった兄さまとの二刀対決にも勝利し、
復活したサウノックも切り伏せる姫さま。アントニウスもなんとか一命はとりとめたようで一安心。戦はテルミナ軍の勝ち、撤退していくワロミル軍。これで再びクニミ城はテルミナの手に戻り、首都アスワカンへの障害はなくなった。
さあ、大地の蛇を倒しに行こうか!
はりきりじいさん、ローソンを加え一路アスワカンを目指す姫さま一行なのだったー。
※この後5分くらい進めたら、大地の蛇関連決着してしまったので追記(;´д`)トホホ…
サンドリア州へ入る姫さま一行、それと同時に。地震、大穴……はいはい、大地の蛇、蛇。
「冥魔サウノックは倒したはずなのに、どうしてまた?」
モンド「サウノックの針が体内に入り込んでいるようですな、あるいはアントニウスさまもそれで……」
「ならば針を消し去りましょう、大地の蛇よ、安らかに眠りなさい!」
今度こそサウノックは滅び、大地の蛇も眠りについた。兄アントニウスの容態も回復に向かっている。父マクシミアスを救出するためにも一度シルミウムへ戻り、体制を立て直す姫さま一行なのでした。
ダラダラ感想
長え!分割するべきだったか。。物語が一気に進みましたね。姫さまの意外な鍛冶の才能や、船で湖渡ったらテルミナ軍の作戦バレちゃうのにとかツッコミどころ満載でしたね。もう我慢できず、モンドの心の声として書いちゃいました。
サウノック信者に皇帝の大鋸を壊せと迫られるシーンは二択で、父マクシミアスと兄アントニウスの生存フラグだったのかなと。マクシミアスはバルさん編で大活躍だったので、最悪死んじゃってもいいかなと壊すほうを選択しました(^_^;) エリセド姉さまとアントニウスの専用会話がほしかったところですが、選択肢によってはエリセド姉さまこの時点では居ないですからね、しょうがないね。
色々省いたりしては居るものの、セリフとかはほぼこんな感じです。ウルピナちゃんは政治家向け?太皇太后やワロミル王エイディルとの謁見では、ユラニウス家の立場を考え冷静に対応しているのですが、こと戦術、戦闘になると何故かいつも正面突破でゴリ押しばかりです。オグニアナの時もそうでしたが作中マジで「あんた、頭腐ってるの?」と度々言われちゃいますし、そう言われても仕方ないかと(^_^;) まあ、この二極な面がウルピナちゃんの最大の魅力ではありますけどねー。
お兄ちゃんも無事でしたし、あとはアスワカンで大地の蛇を倒して、マクシミアスを奪還してハッピーエンドでしょうかね?そろそろ自由に土地を行き来させてほしいところ。シルミウムの鍛冶屋さんを贔屓にすれば継母がパーティーに入るんじゃないかと鍛冶レベル4で上げずに止めているのですよ。。
現在のパーティー
カーン(槍)、ルイース(体術)がパーティーイン。ローソンおじいちゃんが水術なので、エリセド姉さまと2術師にしようか迷い中。
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