ロマサガ3_13(完):黄京城〜アビス
ストーリー
黄京城の守りは固く正面突破は難しい。
ヤン将軍とパイメイニャンに相談。なおも黄京城にアビスゲートがあることが信じられないヤン将軍だったが、伝令から宰相ツァオガオが反旗を翻し黄京城を占拠されたと伝えられ、重い腰をあげて協力してくれることに。
作戦は至ってシンプルな陽動作戦。ヤン将軍が一軍を率いて正面から攻め込む間にエレンたちが裏から侵入するというもの。
4000 VS 2500と数の上では劣勢。防御を中心に引き気味に指揮をとるも陽動を見破られ敵軍は引き返してしまう。
戻ってきた強力なモンスターを退けて天守閣へ。うん、陽動作戦などいらんかったんや。
天守閣ではアビスの力に魅せられた宰相ツァオガオが待っていた。ハイハイ、前座、前座。龍アビスナーガと共にご退場願う。
少年の力を借りてアビスゲートを広げ、アビスへと乗り込む。
立ちはだかるは
四魔貴族。以前戦った影とは違い、本来の力を発揮できる本体、そして彼らの故郷アビスで地の利も向こう。
それでも基本的な戦いは前回戦った時と変わらない。アラケスの大回転を、ビューネイの三連撃を、フォルネウスのメイルシュトロームを、そしてアウナスの烈風剣を見切り防ぎきり、遂に四魔貴族を滅ぼす。
あとはこちら側のアビスゲートを閉じるだけ。
サラ『私がここで静かに死を迎えれば次の死食まで300年は平和が続いたのに。。宿命の子が二人もいてはいけないのよ。その力はアビスも世界もすべてを破壊してしまうわ』
その言葉を証明するかのようにもう一人の宿命の子、当方から来た少年がアビスゲートへと引きこまれてしまう。
サラ『始まったわ、もう止められない……やっぱり死の定めは変えられないのね……』
『二人で力を合わせるのよ。創造する力を産み出して!こいつは……あたし達が倒す!!』
小さなシノンの開拓村から始まり色んな所を旅してきた。気がつけばそこで出会った仲間たちとこんな所まで来ていた。
ウンディーネ『私の術がどこまで通じるか……試してみましょう』
タチアナ『ちょっとこわいよ……でも戦う!』
ロビン『世界の破壊など、このロビンがゆるさん!』
ハリード『最後にひとあばれするか!』
二人の宿命の子、その力で産まれたのは
破壊するもの。
アビスの力をも操るその力は圧倒的。これまで培ってきた技と術のあらん限りをぶつけるが、破壊するものは黒い闇の翼を広げるとアビスの風を吹かせ、明王拳で確実にこちらを仕留め、フェイタルミラーでこちらの攻撃を防ぐ。
幾度も仲間が倒れ、シャッタースタッフで生命の杖を砕き仲間を回復させる。
それすらも尽きかけたその時、黒い闇の翼は白い光の翼へと変わる。破壊の力にサラと少年が創造する力で対抗しているのだろうか?最後の力を振り絞り、繰り出す技は……マキ割りダイナミック!
真っ二つにかち割られた破壊するものはついに崩れ落ちるのだった。
死食の原因となっていた星『アビス』は破壊されたが、ゲートを通して破壊の力がこちらの世界にも吹き荒れ、消えていく世界……『すべてを破壊するほどの力なら世界を変えられるはずよ。創造する力を産み出して!』
破壊された世界が白い光に包まれ再び創造されていく。
その世界でエレンとサラは懐かしい顔に会いにいく。
そこでは教授は相変わらず踊り、ニセロビンはバーのマスターと怪盗の二役を忙しくこなし、グウェインが大空を飛翔し、最果ての島は沈むことなく在り続け、パイメイニャンの行動にヤン将軍は悩まされ、ツィーリンは西の世界に憧れ、ティベリウスは祈りを、妖精は今日もジャングルの迷い人をからかう、フルブライトは誠実な経営を、ブラックは港で海を見つめ、ノーラは活気が戻った工房で新しい武具を開発し、健康になったミューズとシャールは家を復興させ子供たちと笑いあう。そして
そして詩人は新しい英雄たちの詩を歌う。
元と変わらぬ世界、しかしそこはアビスのない世界、宿命なんか無い世界。
ロマンシング・サガ3 完
ダラダラ感想
終わったー!
ストーリー性がいまいち薄く、また説明不足なロマサガ3ですが、ラスト付近はなかなか盛り上がりますね。斧が得意な脳筋というだけで選んだエレンですが、彼女を主人公にしてよかった。全体のテーマとしては『宿命』なのかな。
黄京城に入ると後戻りできず、アビスの四魔貴族の本体が思いの外強くてちらっと『詰んだかも』と思いました。何度かやり直し見切り技や各属性抵抗のある防具を見につけなんとか倒すも、ラスボスの破壊するものがこれまた強い。。ロマサガ3のボス戦では防御力の上がる陣形『虎穴陣』をずっと使ってましたが、ラスボス戦はとにかく長引くと負けるので、防御を捨てて前衛3人の攻撃力・素早さが上がる『スペキュレイション』で短期決戦を挑みました。
しかしながらこちらの攻撃は非常に限られていて
- エレン:マキ割りダイナミック
- ハリード:分身剣
- ロビン:双龍波
このくらい。タチアナちゃんとウンディーネさんは回復に回ってもらいました。いずれの技も攻略本によるとランクAで最上級のランクSは1個も閃きませんでしたねー。。やー、辛かった。ラスボスは結構物理攻撃が多かったので先頭で狙われやすいエレンにカウンターを修得させとけばもっと楽だったかも。生命の杖をバキバキ割ってシャッタースタッフ使いまくりで本当にギリギリで勝利。
最終パーティー
キャラ名 | HP | 装備 | 武器/術 | 主な技 | 主な術 |
---|---|---|---|---|---|
エレン | 664 | 魔王の斧、魔王の鎧 銀の手 | 斧・体術 白虎術 | マキ割りダイナミック | 超重力 |
ハリード | 675 | 七星剣、武神の鎧 | 剣・大剣 蒼龍術 | 分身剣 | 龍神降臨 |
ロビン | 623 | 聖王の槍、常闇のローブ | 小剣・槍 蒼龍術 | 双龍波 | 龍神降臨 |
タチアナ | 644 | 死の弓、王家の指輪 くまちゃん | 弓 朱雀術、月術 | ショットウェイブ | リヴァイヴァ シャドウーサーバント |
ウンディーネ | 633 | 栄光の杖、星くずのローブ | 棍棒 玄武術、太陽術 | 活殺重力波 | クイックタイム、幻日 |
特にレベル上げなどはしなかったので、技がLv30前後、術はLv28前後でした。
当初の予定とは違うパーティーになってしまったけど、これはこれでいいかなと。
前述のとおり、あんまり強力な技を閃かなかったんだけど、それでもクリアできちゃうくらいロマサガ3は易しい難易度ですね。
ここ数年でロマンシングサガ1、2、3と改めてプレイしましたが、個人的に1番好きなのは『2』ですね。
2のプレイ日記からの引用ですが
大人になってからやると先代の無念を、いつかはやがていつかはと連綿と次の世代へと引き継がれていく伝承法が堪らない。そしてラストはもろに同化法 VS 伝承法になるのがすごくいい。
もし初めてロマサガをプレイするという人におすすめするとすれば、やはり『3』でしょうか。ちょっとストーリー性が薄く、説明不足な点が多いんですが、難易度やシステム的に1番易しいかと思います。実際に私も今回、ストーリー上の攻略方法が載っておらず、武器や術、陣形などのデータのみのデータ本だけを見ながらやりましたが、特に詰まることなく最後までプレイできました。
プレステ3を持っているならゲームアーカイブスで『1』のリメイク作『ミンストレルソング』が配信されているのでそちらでもいいかも。ただ、プレイ時間が超長かった記憶があります。。2や3もリメイクしてほしいけど、あんなに細部まで作りこまれたミンストレルソングが100万本も売れなかったので、リメイクはまずないかと。そういえばVitaで出ると噂のあった新しいサガはどうなったんだろう?
まあ、とにかく久しぶりにロマサガをプレイ出来て良かったです。いつかまたどこかで……マキ割りダイナミック!( ´∀`)bグッ!
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