海外ドラマレビュー~プリズン・ブレイク シーズン1~

海外ドラマレビュー

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マリリンかわいいよマリリンヽ(´ー`)ノ

話数

全22話(990分/1話45分)

あらすじ

主人公マイケルの兄リンカーンは副大統領の弟を射殺した罪で死刑判決を受ける。異例のスピード裁判での有罪・死刑判決。事件直後の関係者の不自然な失踪、突然死。そして何より唯一の肉親であるリンカーンの『俺はやっていない』という言葉を信じ、マイケルはリンカーンを救うため収監されたフォックスリバー刑務所からの脱獄計画を立てる。
収監されている犯罪者の人物像・背景を調べ、建築技師であるマイケル自身が設計に関わったフォックスリバー刑務所の構造を把握し、脱獄後の逃走ルート・資金まで含めた綿密な計画を立て終えたマイケルは、銀行強盗を犯し、自らもフォックスリバー刑務所に収監されるのだったー。

主要人物

マイケル・スコフィールド(ウェントワース・ミラー)
容姿端麗、頭脳明晰、性格も家族思いで他人にも優しくて職業は建築技師と何この完璧超人・・・だが、それがいい。その性格から『目的のために手段を選ばない』ではなく、『ぎりぎりの線まで選ぶ』(でも、即決)なところがいいです。いつも自信たっぷりで余裕をもった態度がかっこいい。
リンカーン・バローズ(ドミニク・パーセル)
マイケルのお兄さん。弟とは違い肉体派というか喧嘩っ早い。就職しても長続きせず転々と職を変えてマイケルを心配させていた。でも、弟思いのいいお兄ちゃん。副大統領の弟を射殺した男!ということになっているが、真相は・・・。
フェルナンド・スクレ(アマウリー・ノラスコ)
刑務所でマイケルと同じ房の同居人。ラテン系で気のいい男。マルクリーズという恋人が従兄弟に絶賛寝取られかけ中。仮釈放まであと16ヶ月なので当初はマイケルの脱獄計画に乗り気ではなかったが、恋人がいよいよ寝取られそうになり、計画に加担する。主要人物の中で一番しょぼい犯行で収監されてしまった(´・ω・`)
セオドア・バッグウェル(ロバート・ネッパー)
あだ名は『ティーバッグ』ゲイで凶暴でサディストというダーティーダーティな男。日本語吹き替えでは若本規夫さんが声を当ててるため、さらに変態度がアップアップ( ´∀`)bグッ! 割りと死亡退場が多い今作品なので早々に退場するだろうと思っていたのにしぶとく生き残っていった。日本だけで人気投票したらナンバー1なんじゃないかな。
ジョン・アブルッチ(ピーター・ストーメア)
マフィアの幹部で刑務所内でも受刑者の中で権力を築いている怖い人。でも、2児のパパだったりする。マイケルは彼のコネを使って、逃走のための飛行機を用意させるつもりだったが、いや、もう仲間に引き入れるのに苦労してました、ハイ。
ベンジャミン・マイルズ・フランクリン(ロックモンド・ダンバー)
本名だと誰か分からないね(´・ω・`) あだ名は『シーノート(調達屋)』そのあだ名の通り、彼に頼めば何でも調達してきてくれる。当初の脱獄計画のメンバーではなかったが、持ち前の嗅覚で計画を嗅ぎつけ参加する。収監されてしまってはいるが、この人ぶっちゃけ悪いことしてないよね。
チャールズ・ウエストモアランド(ミューズ・ワトソン)
長い刑期をかせられた初老のおじいちゃん。猫のマリリンをいつも抱えている温厚な人。でも、その正体は大金を盗んだ有名人『D.B.クーパー』ではないかと噂されている。マイケルは彼の隠したお金を逃走資金にする予定で計画に巻き込む。マリリンは本当にかわいい・・・ベリックは罰せられるべき!
サラ・タンクレディ(サラ・ウェイン・キャリーズ)
刑務所内で働く女性ドクター。州知事の娘でもあり何でこの人がこんな所で働いているのだろう?と常々疑問に思っていたがその答えは物語後半に用意されていた。影がある男性に惹かれる性格で謎めいて自信たっぷりなマイケルにもグイグイ惹かれていく。
ベロニカ・ドノバン(ロビン・タニー)
リンカーンの元恋人でマイケルとも幼馴染。弁護士でリンカーンの無実を証明しようと奮闘する。陰謀により次々と関係者が消されていく中で低空飛行で生き残る奇跡の人。正直危なかっしくてしょうがない、もしシーズン2の冒頭で殺されましたと言われても驚かないだろう。

感想

頭のいい主人公だと先が読めなくてワクワクしますね~ヽ(´ー`)ノ
刑務所内では脱獄&人間関係、外では真相の追求と陰謀と見所は非常に多いですが、何と言っても刑務所内でのドラマが楽しいです。
マイケルの立てた脱獄計画の内、逃走ルートはほぼ完璧だったんですが、外からでは分からない部分で足止めされちゃいます。それでも立ち止まることなく計画を修正していくこのマイケルの応用力が何より素敵。
そして計画の中には逃走ルートの他に、脱獄後の逃走手段、資金を確保しなければならずこちらは人間関係が重要になるわけですが個性豊かな収監者たち・・・さすがのマイケルでもかなり苦労していましたね(;´∀`) 薄っぺらい協力関係の仲、当初予定していた脱獄メンバー数もどんどん増えてさらに計画の修正を迫られます。
さらにさらに予期していなかった出来事が起こり、大幅な逃走ルートの見直しもあったり。リンカーンの死刑執行が迫たりで観ていて何度も『これはもうだめでしょ・・・』と呟いちゃいましたね。
一方、刑務所外では一刻も早くリンカーンの処刑もしくは抹殺を図るべく色々な陰謀が渦巻き、無実を証明するために奮闘するベロニカに何度も危機が迫る!本当に何でベロニカが生きていられるか不思議なくらいです( ゚д゚)ポカーン
若干ネタバレしちゃうけど、副大統領の弟に関わる事件ということからも分かると思いますが、相手は国家です。もうこちらはマイケルとは正反対に『目的のためなら手段を選ばない』姿勢で、情け容赦なく抹殺、排除を実行していきます。うん、やっぱり国家権力が相手の場合はこうでなきゃね。

不満点

そんなこんなで非常に面白いプリズン・ブレイクですが、サラ・コナー・クロニクルズと同じくシーズン1ではまったく完結しません(´・ω・`) それどころかこちらも同じく途中(シーズン4)で打ち切りになってしまったそうです。。
シーズン2では刑務所の外での話、逃亡劇がメインになりそうなのでこのシリーズを追いかけるか悩むところ。とりあえず同じく年末に買ったスターゲイトを見る予定です。
最後にコンパクトボックスの話ですが、アマゾンなら3200円前後。ディスクは1枚に2話収録で合計11枚。ディスクチェンジが面倒なのでお金に余裕がある人は3月に出る『プリズン・ブレイク コンプリートブルーレイBOX』を買えばいいかも。あとはHuluとか利用でもいいかと。

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