ネズミ王国興亡記_第27期〜試験場〜
前作に当たる「Ratropolis」もプレイしてみました。
Ratropolis(ラトロポリス)
ゲームの概要はタワーディフェンス&カードデッキ構築。
左右に陣地を伸ばしつつ定期的にやってくる敵の侵攻を撃退します。
死と隣り合わせなせいか市民は欲望に忠実でちょっと図々しい。イベントも悲しい物が多いのですが、ラットピアと同じようにちょっぴりブラックユーモアが混じっています。
しかし、市民の犠牲を嘆く暇は隊長たるプレイヤーにはありません。カードゲームらしくカテゴリー毎のカード効果の把握と取捨選択、指導者能力や他カードとのシナジーを考え、領地の拡大、市民の繁殖、金貨の増大、これらを瞬時に考え最適解を出さなければなりません。
やはり「圧縮」という他のゲームジャンルにはない考え方は優れていますね。ゲーム進行に合わせて枚数の増大、弱くなったカードを失くすことで、ドローを円滑にし効果的なカードを引きやすくするのはとても大事。変化への対応と同時にマンネリを防いでいると思います。
規定の30WAVEをクリアすると、指導者が変わるというのは面白い調整ですね。
久々のカードゲームでしたがやはり私によく馴染みます。楽しい。1ゲーム1時間程度で終わるのもちょうどいいです。(大抵はその前に滅びますが)
ネズミ王国第27期
ラットピアに戻るとそのスローなテンポと優しい世界にほっとします。彼らはラトロポリスの事なんて知らなくていいのです。
ラットピアはラトロポリスから多くのコンセプトを受け継いでおり、その違いを見るのも楽しいです。元々の絵のかわいさにモデリングが追いついたのが大きな進歩であり、このゲームの魅力の一つですね。
試行錯誤
区域を2つに分けて100匹が暮らせる都市を作るべくあれこれ試行錯誤しています。
神経質な私は地面に落ちる水のひと染みが気になっていたので、貯水槽も序盤はありですね。もう少し排水の誘導をしてあげないと溺れながら作業してしまうので、そこは要改善。
便利な再生ポーションは縛っているので戦闘は毎回ヒヤヒヤです。賃金的に戦闘員は3匹に抑えたいのですが、ドルイドはカワイイので加えました。
Ver1.0.005アップデート
王室の衣装室
服と帽子に分けてくれたおかげで組み合わせがとても多くなりました。
王室のトンネル
待望のテレポート機能ですが1マス毎に10金貨かかり、往復半日かかる資源場所のような遠距離は国庫が死にますね。近距離での利用方法として次のような想定をしています。敵の侵攻ルートを2箇所に絞り、片方を兵士を率いて可能な限り短期間で処理、私だけテレポでもう片方へ向かい、遅滞戦術を試みて味方が駆けつけるのを待つ。
ベッドの自動配置
ベッドに市民を配置しなくても、睡眠を欲している市民が近くのベッドで寝てくれるようになりました。
以前からある市民名簿と組み合わせ、法典の労働法も制定。
デフォルトのスケジュールはすべて自由時間。棒立ちになりがちな休憩時間は入れず、作業時間の長さはお試し中。今回は睡眠時間をずらすことに重点を置いています。
市民はスケジュールの睡眠時間をきっちり守るので、戦闘員と医者はグループ分けしたほうがよさそうです。
ベッド+市民名簿+労働法(スケジュール)の組み合わせにより、短時間で気力回復できる高級ベッドを半分の設置で済むようになりました。ただ、市民をあまりガチガチに縛り付けたくはないので、スケジュールをどこまで設定するかは悩みどころですね。なるべく自由時間を多く確保してあげたい。
※追記(2024年1月26日)
ベッドの自動配置に関して上記の「半分の設置で済む」という効果は誤りでした。1番初めに使う市民に自動で配置されるだけで、共用はできません。
「扉」に関しても市民グループ毎に通行許可を出せることが確認できたので、区域の分割、衛星都市構想は実現できそうです。
望遠鏡
市民をのんびり観測できるようになりました。個人的に今回のアップデートで1番嬉しい追加機能です。
ラットピアは癒やし。イタチの定期襲撃が来るまでずっと見ちゃいます。望遠鏡と合わせて今回のアップデートで敵の襲撃が来ない難易度も追加されましたが、それは無限に時間が溶けるので選ばないようにします。
イタチを超える脅威に備えなければなりません。より効率的な戦闘を模索したい。
移住者の選別に関しては、ラトロポリスを知った今では全員受け入れて上げたいけど引き続き選別していきましょう。選考基準は基本的に職業に合った能力にしていますが、サービス業だけ顔採用することにしました。これは市民は労働やサービス施設を利用することで成長していきますが、ずっと働いている労働施設に比べてサービス施設はお客が来た時にしか働かないため成長に差が出てしまうためです。
能力に加えてなるべく同じ顔、肌の色にしないようにもしています。上記のゾーイのような目つきの悪い子も私は好きです。
ラトロポリス、今回のラットピアプレイを踏まえて
※以下の文章では、1番初めのラトロポリスを「レトロポリス」と仮称しています。
世界樹はネズミたちにとって、とても神聖なものである事が分かったので今後はそれを尊重します。世界樹には手を加えず、その根本の左右に街をそれぞれ作り地下鉄で繋げる構想をしています。
まずはレトロポリスの再建を目指しましょう。
- 世界樹:ラグドラシル
- 都市(左):ラズガルズ
- 都市(右):ラァナヘイム
- 中継都市:ラザヴェッリル
それぞれの都市には白、黒、茶色の肌の市民たちを住み分けてみます。
まだ繁栄度8の「レガロポリス」までしかプレイしたことがありませんが、繁栄度Maxの名前は「ラットピア」であると確信しています。レトロポリスでノウハウを貯めて、市民たちを出来得る限り甘やかして、100匹が安心して笑って暮らせる都市「ラットピア」を作りたい。
ラットシリーズが今後も続くといいですね。
この記事へのコメントはありません。