サガスカ07〜バルさん北東界外へ〜
ストーリー
シグフレイが待つ北東界外は極寒の地。防寒具を用意するべきだよと笑って話しかけてきたマリオン。これまであまり話す機会がなく名前もうろ覚えだったこの少女に対して、ふと問うバルマンテ。
「明日死ぬと分かっていたら、今日をどう過ごすマリオン?」
マリオン「え゛っ。そんな話はやめて。あたしは、自分が死んじゃうとか、年取るとか、考えたことないの」
処刑人として常に死と関わってきたバルマンテ。死ぬことを考えた事もないと言うマリオン。
「……それも幸せな生き方だな」
静かに頷くバルマンテ。
縮まる距離。嬉しそうにさらに話しかけてくるマリオン。
「あまり、処刑人に関わるものじゃない」
あたしはそういうの気にしない人だからと、なおも話を続けようとするマリオンを遮り
目を逸らし去っていくバルマンテ。残されたマリオンは『明日』の事を考え込んでしまう。
北東界外にやってきたバルマンテたち、前線基地で出迎えてくれたのは意外な人物。
執政時代に得意としていた経済活動。この北東界外では鉱山経営を行っているようだが、その狙いまでは分からない。
とりあえず開発を手伝ってみる。より資源が採れるようになったが、代わりに精霊力が衰え魔物が出没するようになってしまった。
「北東界外で精霊力を乱せば、世界中が乱れるということか?」
シグフレイ「君は処刑人よりも、もっと重要な仕事をやるべきだよ。君の理解力や実行力は、支配する側に必要な能力を十二分に満たしているよ」
「ここではお前を告発する者も、裁く者もいない。俺も、ここでは処刑人ではない」
そして七度目へ……。
ダラダラ感想
今回のストーリーはすごく短いのですが、バルさんの内面がようやく語られてよかった。
「お前の知人や、お前自身を処刑する日があるかもしれない」
人とあまり積極的に交流しないのはそういうことなんだろうなーと薄々感じていましたが、言葉にされるとやはり重いですね。そしていいですね。でも、まあ主人公としてはどうなのよ?と思ったり。
そして今回は処刑人としてではなく一個人として、シグフレイを止めました。まったく葛藤がなかったのは冒頭のマリオンとの会話で吹っ切れたのでしょうか。逆に今まで悩まずに生きてきたマリオンちゃんが悩んじゃいましたけどね(^_^;) 文章上、マリオンのことを少女と書きましたが、おそらく二十歳前後かと思います。
あ、ちなみにシグフレイ戦は悠長に3ターンかかる術を詠唱してきたシグフレイさんをボッコボコにしました。術は強力だけど隙だらけですからねー。やはりプロテクト役がいないと厳しい。
七度目のシグフレイでそのまま終わるのか分かりませんが、おそらく次回がバルさん編、最終回になると思います。
現在のパーティー
モブ子さんを最後まで使うことになるとはなー。鍛冶レベルもMaxの15で装備も強化完了で、正直戦闘は消化試合気味。
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