Skyrim11~酒は飲んでも呑まれるな~

Skyrim

セシリー『さて、今日もファルクリースのみなさんのお手伝いしますか』
バルバス『そうだな』
セシリー『|д゚)チラッ』
バルバス『?』
セシリー『おほん、今日はいい天気だね~』
バルバス『曇っているが』
セシリー『|д゚)チラッ』
バルバス『なんださっきから?』
セシリー『いや、あー、ほら今日のセシいつもと違って見えない?』
バルバス『ふむ?ああヘルム変えたのか』
セシリー『そうそう』
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バルバス『まあ、気分転換にいいんじゃないか・・・とんがってるけど』
セシリー『フフフ、素直に似合ってると言えばいいのに』
バルバス『ハイハイ、似合ってる』
セシリー『ありがと、じゃあ今日はファルクリース周辺を探索しよう』
バルバス『了解だ』
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セシリー『また、吸血鬼いたね』
バルバス『噛まれると感染するからなー吸血症は』
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セシリー『そうだ、最深部に例の文字があって新しいシャウト覚えたよ』
バルバス『ほう、どんな効果なんだ?』
セシリー『武器の攻撃速度を早める!でも、セシが使っている弓はすでに符呪してあるから効果なかったよ(´・ω・`)』
バルバス『どんまいだ』
砦に入る前は曇っていた空が今は雲ひとつない快晴だ。
セシリー『ほら、やっぱりいい天気。ちょっと休憩していこうって・・・どこ行くのバルバス!?』
突然走りだしたバルバスの後を追っていくと
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黒ずくめの男と戦っていた。
セシリー『ちょ、いきなり通行人に襲いかかるって躾の悪い犬じゃないんだから』
バルバス『馬鹿者、こいつの殺気が分からないのか?お前を狙っているぞ!』
セシリー『え、そうなの?』
二刀流に目を奪われつつも打ち倒し、漁り漁り。
セシリー『これで普通の人だったら、指名手配されちゃうんだけど・・・』
バルバス『一般人があんな殺気をはなてるわけがない』
そのバルバスの言葉を証明するかのように1枚のメモが見つかった。
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セシリー『暗殺者!?』
バルバス『人気者は辛いな、心当たりは?』
セシリー『うーん・・・』
心当たりNo.1『山賊』
もう10カ所くらい彼らのアジト壊滅させてるしなー。山賊界内で指名手配されててもおかしくない(´ε`;)
心当たりNo.2『権力者』
富豪や首長の下で要職に就いている人たち。彼らにとってドラゴンボーンは非常に目障りな存在だろうねー。ドラゴンの力を取り込めるとは言え、ドラゴン自体は兵士たちでも倒せるし。その癖、民衆には人気がある。
心当たりNo.3『魔女』
道端で出会い頭に襲われる事が多いのよね。仕方なく反撃してるけど。。あーあとこの前彼らの秘密結社見つけちゃったのも関係あるかも、玄関で帰ったのになー。
セシリー『いっぱいあるなー』
バルバス『ふーむ、アストリッドという名前に聞き覚えは?』
セシリー『全然ない』
バルバス『そうか、まあ月のない夜には気をつけることだ』
セシリー『笑えないよ、それ』
すっかり陽が落ちてしまい暗殺者にびくびく怯えながらファルクリースに帰還。
セシリー『ふう、村の中は安全だよね』
ファルクリース衛兵『ド、ドラゴンだー!』
また?Σ(゚д゚
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突如現れたドラゴンが炎を吐きかける。
バルバス『全然降りてくる気配がないな、我の出番はなさそうだ。先に宿屋に戻ってるぞ』
セシリー『ちょ』
さっさと去っていくバルバスに呆然( ゚д゚)ポカーン
ファルクリース衛兵『ホワイトランの連中にできて我々に出来ないはずがない!何でも屋、お前も手伝ってくれ!』
セシリー『むーしょうがないか』
衛兵と一緒に弓矢を放つ。
ルニン『わしも戦うぞ!』
セシリー『墓守さんは避難しててー!』
手にフライパンや果物ナイフを持った勇敢な(?)村人たちの活躍もあり、ドラゴンは傷つき地に落ちた。
セシリー『こそーり』
1番のりでドラゴンに近づきこっそりドラゴンソウルを吸収。村人や衛兵に見つかるとまたドラゴンボーンだなんだってうるさいしね。
ファルクリース衛兵『うおおお、やったぞ!』
ルニン『さっそく、ドラゴンの墓を用意しようかのう』
宿屋のおばちゃん『本当に死んだの?』
ファルクリース衛兵『何で骨だけになってるんだ?』
セシリー『何ででしょうね~』
宿屋のおばちゃん『まあ、いいじゃない。みんな酒場で祝杯をあげましょう!』
ファルクリース衛兵『そりゃいい』
宿屋兼酒場の『デッドマン・ドリンク』では、すでに宴会が始まっていた。バルバスがいつものように囲炉裏の前で体を休めているのが憎らしい。
サム『いやーまさか伝説のドラゴンをこの目で拝めるどころか、倒してしまう場面に出くわすとわな』
セシリー『ファルクリースは周辺で何度も戦争が起きてるからね、衛兵も屈強な人が多いみたい』
サム『そうなのか、じゃあファルクリースに乾杯!』
セシリー『乾杯~♪』
サム『おお、いい飲みっぷりだ。どうだ飲み比べといかんか?お前さんが勝ったら杖をやろう』
セシリー『アーチャーなセシに杖はいらないけど、その勝負受けてたとう!』
バルバス『ワフ!(ほどほどにしとけよ~)』
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サム『ウィー、お互い2杯目も飲み干したかヒック。俺はもう限界だもう1杯飲んだらお前さんの勝ちでいいぞ』
セシリー『まらまらいけるお~』
バルバス『ワフッ!(そのへんにしておけ)』
セシリー『プハーッ(● ̄ー ̄●)』
サム『おー参った、お前の勝ちだワハハ。そうだワインが水みたいに流れてくるいい場所があるんだ、そこへ行こう』
セシリー『むりゃーいい、いごういごう』
???『ちょっと、起きなさい』
セシリー『うーん、あと5分』
???『いい加減にしなさい!』
目を開けると目の前にはバルバスと見覚えのない女の人が立っていた、そして睨んでいた。。
セシリー『あれ、ここはどこ?サム本当は女だったの?』
???『誰がサムですか、私はセナ。ここディベラ聖堂の司祭です!』
セシリー『ディベラ聖堂?うーんと昨日はファルクリースでサムと飲んでいて・・・だめだ、思い出せない』
セナ『お連れの方と急にここに来たと思ったら、座って宴会をはじめて』
セシリー『えーっと・・・セシが?』
セナ『ええ、結婚がどうとかクリスマスがどうとか大声で叫んだ挙句、急にあばれ出してこの有様よ』
周囲を見渡してみるとパンやらワインのボトルが散乱している。
セナ『ディベラは美を司るディドラの王子だっていうのに、ああ、なんてことでしょう』
セシリー『まって、セシには全然覚えが、どうしてここに居るのかも分からないよ』
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なんというツンデレ。
セナ『じゃあ、ちゃんと片付けるのよ』
セシリー『はーい』
セシリー『まったくどうしてこんなことに、大体サムはどこへ行ったのよ』
バルバス『だから、ほどほどにしとけと言ったろうが』
セシリー『・・・とにかく掃除しなきゃね、バルバス手伝って』
バルバス『いやなこった』
ケチめ!仕方なく一人で片付けを始める。
セシリー『サムめー・・・ん、これは』
ワインボトルやパンに紛れて1枚のメモが落ちており、そこには杖の修理の材料が書かれていた。
セシリー『セシにくれる予定だった杖みたいだけど、酔っ払って壊しちゃったのかな・・・だめだ、思い出せない』
セナ『どうやら終わったようね』
セシリー『うん、ごめんね』
セナ『ディベラは酔っぱらいにも寛大よ、許してあげるわ』
セシリー『ありがとう、それでセシと一緒に酔っ払ってた男がいたと思うんだけど』
セナ『ああ、彼ならロリクステッドに行くと言っていたわよ』
セシリー『そっかー』
セナにもう一度お礼を言い、聖堂を出る。
セシリー『あーもう頭痛いし、体がバッキバキだよ』
バルバス『これに懲りたら酒は控えるんだな』
セシリー『だが、断る・・・って!』
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セシリー『ここどこー!?』
バルバス『大陸西方に位置するマルカルスだが?』

         ,. -‐””'””¨¨¨ヽ
         (.___,,,… -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれはファルクリースで飲んでいたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにマルカルスにいた』
        |リ u’ }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ’eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /’   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった     ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉      |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…     // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ    /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    高速移動だとかテレポートだとか    / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ   ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  } _/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

こうして酔っ払いセシリーとバルバスの旅は、ファルクリースからマルカルスへと舞台を移したのだったー。
セシリー『酒は飲んでも呑まれるな!』

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