クロブラリローデッド最終話(?)~Secret Labyrinth~

迷宮クロスブラッドリローデッド

この日記はクロブラリローデッドの重要なネタバレを含みます。
もしまだクリアしていない人やこれからプレイする予定がある人は読まないでください。


CPO指令所へ帰還。
倒れてしまったシズナ先輩もICUに運ばれたたみたい。Xブラッドで無効化したとはいえデスヘイルを受けたセシたちも検査のために医療ラボへ。
目が覚めると目の前には海斗司令が。
たまたま海斗司令が通りかかったからよかったものの、セシたちの酸素注入器が抜かれており脳死状態寸前だったようです。
一体誰が?
混乱するセシたちに海斗司令の話は続き、ブラッド適応障害を起こして倒れていたシズナ先輩が失踪したと告げられます。もうここまでくれば考えられることはひとつ。
海斗司令は
『旧日輪校舎へ向かい、2人目の発現を阻止してください』
と命じるのでした。
校舎前にて暴言隊長から通信。
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丁重にお断りし校舎の中へ。オープニングテーマ『Scarlet Wings』の英語歌詞版でアップテンポだったオープニングと違いスローテンポでアコースティックなメロディの『Secret Labyrinth』が流れる中2Fへ。
海斗司令から天羽のデータ解析の結果が届く
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3Fへ上がると天羽が持っていた写真の映像も届き、そこに一緒に写っていたのはシズナ先輩でした・・・。
旧CPO司令部を調べた時から、もしかしたら2人目が居るかも?と予測はしてましたがそれがシズナ先輩とは想像できなかった。
でも、思い返してみれば
シズナ先輩と初めて会ったのは旧CPO司令部の実験場のここ日輪旧校舎
・・・なんか息苦しかったからとコードライズ化を解いてましたが、本当は思い出の場所で泣いてたのかも知れません。
シズナ先輩が倒れるほど根を詰めて急老症の研究をしていたのも
・・・弟である天羽を救うためだったわけです。
暴言隊長がXブラッド完成後の捜査方針をシズナ先輩に委ねたのも
・・・シズナ先輩がどうするつもり、どちら側なのかを確かめたかったからかも。
シズナ先輩がセシたちに急老症の研究のための協力をあおいだのは、組織に入ったばかりの新人だからであり、逆に暴言隊長は監視役としてセシたちをシズナ先輩に近づけさせたわけです。自分の子飼いの部下ではないド新人なので万が一の時は切り捨てやすいとも考えて。
Secret Labyrinthの切ないBGMもあって感情移入しまくりなセシに
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一番言って欲しくないと頭の片隅で考えていた言葉が突きつけられるのでした。
綺麗事であり切り捨てる言い方でもあり、しかも実際に手を汚すのは海斗司令ではなくセシたちなのです。。
でも、こういった物語をやっているとついつい忘れがちですが、物語はEDが終わっても続いていくのです。今回の黒騎士事件は悲しい結末になりそうだけど、事件が終わっても異形がすべていなくなるわけではなく、最早日常的になってしまった異形が起こした事件のひとつです。今後もそれらに対処するためにCPOという対異形組織は必要なのです。
そして組織を維持するためには信賞必罰はもちろん、非人道的だった旧司令部と現司令部は違うとはっきりと示さなければいけません。だから海斗司令の言葉は一番言って欲しくないけど絶対言ってもらわないといけない言葉でもあるのです。
屋上へ上がると待っていたのはもちろん
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シズナ先輩です。
もはや言葉は届かず、先輩はジル・ド・レイと対を成すコード『エルジェーベト』を発現させるのでした。
感情移入しまくりでこのままEDに突入したかったけど
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パーティの防御の要セシリーさんが飛ばされてしまい、全滅。。
対抗策としてライザーデコイ(自分の代わりに飛ばされてくれる)を10個持たせて再戦。
ユニオンスキルは『スロウコード』と『ファーストユーズ』を選択。物理攻撃が非常に痛くパーティ最硬を誇るセシリーさんが1ターンで1000近く減らされる。
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なんとか倒せたもののセシリーさんが道連れに。。
弟の元へ向かうと言ってBlood Bombのスイッチを押そうとするシズナ先輩をただただ見守るしかできないセシに対し、暴言隊長は『押せばいい』とあっさり言い放つ。弟は最後はこの世界を許して逝ったと伝えられたシズナ先輩は
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セシたちに感謝の言葉を伝え崩れ落ちるのでした。。
エンディングが終わり、シズナ先輩の研究と天羽のデータを元に『エルジェーベト』を分離することに成功。シズナ先輩は人間に戻れるようです。でも、彼女はまだ目覚めていません。
後日談を続けていけば目覚めるのかも知れませんが、セシはここでクロブラのプレイを終わろうと思います。Skyrimの発売が迫っていてちょうどキリがいいこともありますが、なんというか『満足』してしまったのです。
まさかDRPGのシナリオで感動するとは思いませんでした。。
他のDRPGのおまけ程度なシナリオや、前作の円卓の生徒。キャラは気に入ってたけど、魔王様の動機や旧円卓の騎士を倒したあと100年もあったのに世界を征服も滅亡もさせなかったことなどなど。やっぱりシナリオはおまけ程度なのかなと思ってました。
今回のシナリオも整合性ばっちりというわけではないんだけど、個人的なツボにハマって満足です。
う、うーん。レビューはすぐには書かず数日おいて書こう。このままだとシズナ先輩がどうして、シズナ先輩がこうして、シズナ先輩が大好きだーで埋まりそうだ。。
クリア時間は60時間。
最終PTはこんな感じでしたん。
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防御面では王騎士と拳術士のイージス(一定確率でパーティの被物理攻撃を代わりに受ける)と鉄壁(一定確率で被ダメージ半減)がばっちり。攻撃面では射術士が乱れ撃ち(ランダムで3回攻撃)&ピアース(一定確率で後列の敵にもダメージ)が圧倒的な強さを見せてくれました。

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