TBC(仮)_52〜Attunement to the Black Temple〜
Black TempleのAttune Questストーリーをふんわり意訳。
登場人物
要約
またまた壮大なChain Questなのでとても長いです!先に要約を書いておきますのでお暇な人だけ本編をお読みください。
Illidanが待つBlack Templeへ侵入するため”Medallion of Karabor”の復元を試みるうちに一人の男にたどり着く。彼の名前は”Akama”、Illidanに味方するDraeneiの裏切り者……しかし、その胸の内には反逆の炎が燻り続けていたのだった。
豆知識
【Black Temple】
例によって元はDraenei聖地でKarabor神殿と呼ばれていたがGul’dan率いるShadow Councilに占拠されてNer’zhulの要塞を経てBurning Legionの中継基地となりBlack Templeと改名された。Arthasへの鉄砲玉にされたIllidanが負けて復活後この地を占拠。ArthasやKil’jaedenからの追跡を逃れるべくこの神殿の奥深くへと隠れている。
【Akama】
かつてはKarabor神殿の守護者であったがBuring Legionの襲来により神殿は陥落しOutlandに残ったDraeneiと共に潜伏。Gul’danがノリノリで破滅の呪文唱えたりでFelエネルギーにさらされBrokenへと変異。その後もMagtheridonが率いるFel Orcたちと戦いを続けるが敗北し続けジリ貧に。そこへAzerothから逃げてきたKael’thasとLady Vashjに助けられIllidanと出会い彼に忠誠を誓う。(ここがWarcraft 3)
しかし、Black TempleやDraeneiが解放されることはなく支配者がMagtheridonからIllidanへ代わっただけだったのだ。そして彼とNight Elfの裏切り者としてIllidanを追う”Maiev Shadowsong”が出会った時、長きにわたるその計画は始まったのだった。
本編
Anchorite Ceylaによる調査報告
【その1:Tablets of Baa’ri】
数年前、グルダンという名の恐ろしい魔法使いがシャドームーンの真ん中に火山を起こした。南西に位置するドラエニ族の村バアリは、その住民と宗教的に重要な芸術品とともに溶岩の下に埋もれた。アシュトングと呼ばれる裏切り者のブロークン族は、イリダンからこの地域の発掘を命じられた。この機会に、現在”ブラックテンプル”として知られるカラボー神殿の秘密が隠されていると噂される古文書”バアリの石版”を回収しなければならない。
回収は現地をうろついていたDraeneiの冒険者に依頼することにした。
【その2:Oronu the Elder】
Ceyla「石版には”カラボーのメダリオン”と呼ばれる遺品が保管されていることが記されていたよ。このメダリオンはドラエニ族の最高位の司祭にのみ与えられ、カラボー神殿に自由に出入りできるようになっていたようだ。アシュトング族がバアリに保管されていたメダルをまだ回収していないか確認しなければならないね。その力はイリダンとの戦いに大きな助けとなるはずだから。バアリにいるアカマの副官、長老オロヌは毎日アカマから命令書を受け取っている。それを入手し、私のところに持ってきてくれ」
Miltea「方法は?」
Ceyla「君に一任するよ」
Miltea「アッハイ」
【その3:The Ashtongue Corruptors】
Ceyla「アカマの手紙によると、メダリオンの4つの破片が発掘されアシュトング族の堕落者に渡されたとのこと。この恐ろしいブロークンたちはかつて強力なシャーマンだったが、今では彼らが敬う元素を汚している。空気の堕落者ハールムはネザーウィング・パスで、地と火の堕落者エイケネンとウイラルはグルダンの手の近くのフェルピットで最後に目撃されている。水の堕落者ラカーンはコイルスカーポイントの近くにいると噂されている。彼らを見つけて、メダルの欠片を手に入れてきて」
Miltea「方法は?」
Ceyla「君に一任するよ」
Miltea「デスヨネー」
【その4:The Warden’s Cage】
Ceyla「さあ、この4つを組み合わせると……メダリオンの半分だね。。アシュトング族のリーダー、アカマが残りの半分を保管しているはずだ…これは…もしや?」
Miltea「??」
Ceyla「彼とアシュトング族のデススウォーンは”監視者の檻”の中にある拷問室を運営していると噂されている。その恐ろしい牢獄を探し出しアカマの居場所を突き止めて欲しい。その場所の副官はブロークン通称サノルだ。必要なら尋問してくれ」
Miltea「いいんですかね?」
Ceyla「必要なら”君の一存で”尋問してくれ。あ、それと以後の報告は私ではなく上司に直接してくれたまえ」
しばらく姿を隠そう。幸い雇った冒険者もDraeneiだ。私と間違えられたとしてもおかしくはない、いやはや不幸な出来事であった。
Akama
【その5:Proof of Allegiance】
Sanoru「待っていたぞ、Miltea。アカマは君が遅かれ早かれ到着すると言っていた。我々は君の動向を見守っていた。君がバアリ遺跡で倒したアシュトング族は、我々にとって最も邪悪なブロークンとして知られており、イリダンに見せかけるためにアカマ自身が慎重に選んだ。しかし、我々デススウォーンはアカマの真の狙いを知っている。まず最初に あなたがイリダンの仲間でないことを確認する必要がある。ザンドラというサテュロスが、彼の代わりに牢獄の壁の上から我々を見守っている。忠誠の証として彼を倒せ」
Miltea「このChain殺意高い…高くない??」
Sanoru「いいだろう、Miltea。お前の忠誠心は問題ない。アカマに会うがいい。我らがリーダーの隠れ家を公開しよう。その先のホールを進むと右手に淀んだ水に隠された地下道がある。言っておくが、Miltea。そこで見たことは誰にも話すな。いいね?」
Miltea「アッハイ」
【その6:Akama】
Akama「来たか、Milteaよ。話したいことがたくさんある。君の思考が柔軟であることを願うばかりだ。私が下す決断は多くの人には理解されない。私の親しい協力者だけが私が見る前兆や待ち望む兆候を理解することができるのだ。私がイリダンと手を組んだのは、そうしなければ私の種族が滅びるという予兆に基づくものだった。私は辛抱強く待っていたのだ。他の予兆やビジョンが実現するのを…ヴェレンの脱出、ダークポータルの開通そして今…君の到着をね」
Miltea「ちょっと何言ってるか分からないですね」
<アカマは同じメダルを手のひらに乗せて見せる>
Akama「私の手下から手に入れた”カラボーのメダリオン”の破片は、単なる複製品だと言っても驚かないだろうね」
Miltea「え?!……いや知ってたわー、2007年くらいから知ってたわー」
Akama「私とデススウォーンは可能な限りイリダンから秘密を守り続けてきた。しかし、最後の1枚がまだ見つかっていない。ウダロは夢の中でそれを見つけたと私に告げに来た。残念ながら彼はテンペスト砦のアルカトラズ内でカエルサスに捕らえられている。彼を見つけて彼が何を知っているのか見てきてほしい」
Miltea「救出依頼じゃないところがこのChainらしさよね。。」
【その7、8:Seer Udalo、A Mysterious Portent】
Akama「そうか彼はやはり亡くなっていたか。そしてその遺体の床に書かれていたのが”Atam’al”?そうだ…そうだ!今、すべてが明らかになった」
Miltea「ほんまか?」
【その9:The Ata’mal Terrace】
Akama「イリダンの配下であるフェルオークが、アタマルテラスで”怒りの心臓”と呼ばれるアタマルのクリスタルを守っていることが判明した。彼らはその存在を暗黒魔法で曇らせてシャタールから遠ざけているのだ。ブラックテンプルの外にあるアタマルテラスで戦い空を見上げてみてくれ。シャドウロード・デスウェイルは、あなたの手の届かないところでテラスの周りを回っていることだろう。簡単ではないぞ、Miltea。幸運を祈る」
【その10:Akama’s Promise】
Akama「2ヶ月ぶりか?だいぶ苦戦したようだな、Milteaよ」
Miltea「そのうち誰かやるだろう……そう、思っていた時期が私にもありました」
Akama「クリスタル!その力は…今、私の手の中にある!」
<アカマは手にしたメダリオンにクリスタルを差し込む>
Akama「私はかつてのように強くはないのだ、Miltea。この数年、悪と隣り合わせだったので……これほど強力なアーティファクトを制御できるかどうかわからない。だが約束しよう。あなたがイリダンと対峙するとき、私は君の元へ駆けつけると。その力を託すことのできる存在に渡してくれ。そのメダルをシャトラスシティのアダルの元へ持っていってくれ」
Miltea「もう全部あの人がやればいいんじゃないかな」
<アデルにメダルを渡すと一瞬のうちに彼の中に消えていく>
A’dal「未来の一瞬を垣間見ることができる。監視者の檻から出たアカマとマイエフが、ブラックテンプルへ向かって戦っているのが見えます。影に包まれた第三の人物が彼らを助けています。よく見ると、その人物はあなただった」
Miltea「結局あなたはここから動かないんですね、分かります」
【その11:The Secret Compromised】
※ここで場面は急にSSCに捕らわれているSeer Olumの救出になります(謎)
Seer Olum「ありがとう、Miltea。あなたの名前は存じております。アカマはあなたに彼の計画を託したのだから、私もあなたを信じよう。ナーガは私がイリダンの敵であることを知り、拷問して口を割らせようとした。私は彼らに何も話さなかった。アカマは自ら瞑想によって痛みを克服することを私に教えたのだ。イリダンはナーガに私を連れてくるように頼んだ。彼は私の肉体を見抜き、私の魂の最も深い秘密を見抜いたのだろう。アカマに警告しなければならない。我々の計画は危険にさらされている!」
Miltea「じゃあ、Portal出してもろて」
Akama「ありがとう、Miltea。オルムは私の大切な友人であり、最も信頼できる従者の一人です。彼の貢献は我々の計画にとって極めて重要であった」
<オルム、アカマに歩み寄る>
Seer Olum「アカマ、友よ。報告は受けたか?Vashjの従者たちにバレたんだ。今、我々の秘密は危機に瀕しているのだ」
Akama「オルム、旧友よ、あなたが無事で何よりだ」
Seer Olum「イリダンが私を探している。ここは安全ではない、我々の誰もがそうだ」
Akama「イリダンは不審に思うだろう、それだけは確かだ。私たちはいつも通り対処するよ」
Seer Olum「イリダンは私を見つけるだろう。そしてその時、彼は私からアシュトングの秘密を聞き出すだろう。それがあの”裏切り者”の力だ!さて、道は一つしかない。私の役割は終わったのだ。霊界へ行くしかない」
Akama「本気じゃないだろう、オルム。あなたの犠牲は大きすぎる」
Seer Olum「これはもう決まったことだ。私は生涯をこの計画に捧げてきた。今それを危うくすることは、私よりずっと前に大義のために死んでいったすべての人を裏切ることになる」
Akama「それは…あなたの心は…もう動かせないのだね……私があなたを霊界に案内しよう」
Seer Olum「さらばだ、友よ。我らが民をよく導いてくれたまえ」
Akama「さらばだ、親愛なる友よ。この世界での任務が完了したら来世でまた会おう」
<アカマはオルムを見送る。その直後、彼はイリダンを呼び出す>
Akama「マスター、Vashjから逃れた裏切り者を見つけました!彼の死体は私の目の前に横たわっています」
Illidan「……お前にはがっかりだ。私はこの裏切り者の虫を自分で問いただしたかったのだ!お前の忠誠心を疑い始めたぞ。そこのDraeneiは何者だ?」
Akama「これは私の新しい部下のMilteaです」
Miltea「そしてこの子は私のペットのうさぎです」
Akama「ちょっと黙ってて!……マスター、あなたは私の行動を誤解している。私はあなたを裏切ることを計画しているあなたの側近を知っています!それはあの犬……カエルサスだ!彼はキルジェーデンと同盟を組み、あなたに代わってアウトランドの領主になるつもりです!?」
Illidan「アカマの声に嘘は感じない。カエルサスが私を裏切ることは大きな驚きではない。私は誰かが思うほど無頓着ではないのだ。しかし、お前の仲間が彼と関わっていたことはその忠誠心を疑わせるものだな」
Akama「……」
Miltea「カエル信用なさすぎワロタ」
Illidan「……アシュトングをテンペストキープに送り込み、カエルサスの最も重要な財産である不死鳥アルアルを倒せ。お前が彼の味方でないことを知らなければならない。実行はそのうさぎ以外に、必ずアシュトング族に行わせるのだ。私を裏切るようなことはするなよ、壊れ物め。お前の魂が誰のものかはお互いわかってるはずだ」
Akama「分かりました、マスター」
【その12:Ruse of the Ashtongue】
Akama「オルムの犠牲はとてつもなく大きい。私自身、彼に命を投げ出せとは決して言えなかっただろう。しかし、それは終わったことだ。イリダンを虚勢を張っておびき寄せるには、少なくとも今は彼の言いなりになる必要がある。私はアシュトング族の大軍を指揮しているが、側近の部下たちであるデススウォーンを除けば誰も信用することはできない。お前たちはイリダンが要求する行為を行うのだ。このカウルを持っていけ、本来は魔法のものだ。カエルサスの不死鳥アルアルを倒したのを見た者は私の部下に見えるだろう」
<そんな訳でBroken、アシュトングへ変身しながらAl’arを倒すのだった>
Akama「君はよくやった、Miltea。これでイリダンの焦点を我々からずらすことに一歩近づいた…」
【その13:An Artifact From the Past】
Akama「イリダンの関心は君のおかげでカエルサスに向けられた。私たちが動くべき時が来たのだ。最後の戦いで我々を助けてくれるアーティファクトのビジョンを見たんだ。残念ながらその力はハイジャル山の戦いでウィンターチルと呼ばれるリッチが敗北した後、永遠に失われた。しかし、このアーティファクトを取り戻す方法があるかもしれない。伝説によるとアゼロスにはブロンズ・ドラゴンに守られた場所があり、そこは過去と現在が出会う場所だと言われている。そこで我々の求めるものが見つかるだろう」
やっとこさCaverns of TimeのHyjal Summitに繋がったところでPhase 2でのAttuneは終了になります。Phase 3でHyjal解放後もこちらのストーリーラインはIllidan倒すまで続きます。プレイヤーがAkamaとMaiev Shadowsongと協力してIllidan討伐に挑む展開となるようです。私自身未プレイなので今から楽しみ。
Attunement関連はストーリーラインがしっかりしており読んでいて楽しいですね。Altキャラでもう一度やる時はちょっとQuestie止めてじっくり読んでみるのもいいかもしれません。
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