私がPS4を買わなかった理由

最近ゲームPCを購入したんだけど、どんな構成にするか考えた時に当然PS4も候補に入りました。
コストパフォーマンスが素晴らしく、ソニーが超がんばった。とてもいいハードだと思うんですが以下の理由で見送りました。

  • ハード構成がPCに近づいたことによる発売ソフトのマルチ化(PS4、Xbox One、PC)
  • 互換性のなさ、ソフトジャンルの狭さ
  • 動画(Share機能)の制限のキツさ

以上のことから最終的に『Modの入れられないミドルクラスのゲーミングPC』に落ち着くのでは?と思い購入を見送りました。
1個ずつ簡単に書いていきましょう。

ハード構成がPCに近づいたことによる発売ソフトのマルチ化(PS4、Xbox One、PC)

CELLという扱いづらかった(らしい)CPUを捨てて、PS4はよりPCに近い構成になりました。また『Unity』などのマルチプラットフォーム対応のゲームエンジンの登場や、開発費の高騰を回収するためでしょうか単一ハード独占ソフトがかなり少なくなっており、今後もその流れが加速していくと思います。
ネットワーク対戦も有料のPSN Plusに入らなければならず、12ヶ月利用で5143円(月/428円)かかります。
仮に4年使用すると20572円にもなります。PNS Plusに加入しPS4専用ソフトを買って遊ぶのと、ゲームPCを買ってSteamなどで割引セール中心に遊んだ場合、複数年単位で見ると結局トントンになるんじゃないかなーと。(それでもPS4のほうが安上がりだとは思いますが)

互換性のなさ、ソフトジャンルの狭さ

PS4は前世代のPS3と基本的に互換性がなく過去作を遊ぶことができません。一応『PlayStation Now』クラウドゲームサービス(ソニー側のサーバーでゲームを動かしクライアント側にはストリーミングで配信)なども予定されていますが、Playstation2 アーカイブズなどの現状を見る限り、あまり力を入れてやるとは思えません。
過去作が遊べないため、基本的にはこれから発売するソフトしか遊べず私の認識不足かもしれませんが、ソフトジャンルがあまり広くない気がします。FPSやTPS、スポーツ、RPGなど一般的なジャンルはもちろん揃えてますが、例えばシューティングだったりシミュレーションだったりが全然ないように見えます。
私はCivilization(SLG)、Stronhold、StarCraft(RTS)、World of Warcraft(MMO)、ラストレムナント(RPG)、Mount & Blade(騎士ごっこゲー)とか色々やりたいのです。

動画(Share機能)の制限のキツさ

標準搭載の『シェア機能』ボタンひとつで現在プレイ中のゲームが録画できて、さらに自動で直近15分まで保存されているというもの。ニコニコ生放送などの動画サイトにもリアルタイム配信できたり、公式の動画編集ソフト『SHAREfactory』で編集もできたりと、お手軽に出来て大変素晴らしいのですが、ゲームメーカー側の制限で配信できないシーンが設定されていたり、1ファイル15分まで(分割されるだけで15分以上も可能らしいですが)という制限があります。
それらを回避するためには外部接続のキャプチャーソフトが必要になるわけで……だったらPCでいいやとなりますよね。。


以上のことから私は購入を見送ったわけですが、逆にPCで出るゲームもPS4で出る可能性は大いにありますし、特定のジャンルしか遊ばない人、動画はちょっとだけできればいい、Modとかどうでもいい、ゲームだけしかしない人には4万円台で買えるお手軽な値段なのでとってもいいと思います。

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