ゼノブレイド DE
Wiiでどうやってこんなゲーム作ったんだ?
オンラインゲームやソシャゲなどコンテンツが更新・追加されていくゲームをやっていると、なかなかオフラインゲームはやらなくなりますが、ゼノブレイド DEにかなり嵌っています。
その要因としてはやはりMMOぽい戦闘が大きいかなと思います。攻撃はオートアタックでCD(クールダウンタイム)があるアーツをポチポチ押していくというもの。WiiUのゼノブレイドクロスとほぼ同じシステムなので、すんなり馴染めました。同じオープンワールド物であるSkyrimやFalloutは世界観は素晴らしいのですが、お世辞にも戦闘が面白いとは言い難く、私もクリアしたことがないです。次回作は戦闘にも力入れてほしいですね。
冒頭でも書きましたがWiiがリメイク元とは思えないくらいフィールドが広大で、大地は巨大な神の遺骸の上に広がっているという設定も十二分に生きていますね。クロスと同じでファストトラベルはもちろんオートランもあるので、移動も苦にならないです。
ストーリー
遥か昔、巨神と機神が争い相打ちとなった大地で繁栄したホムス(人間)たち。しかしその平和は機神兵たちの侵攻によって破られる。主人公一行は巨神が使っていたと言われる武器「モナド」を携え、機神兵へ復讐の旅に出る。
この大地に住むものを守りたいという思いもありながら、「復讐」の面も強いことを認める主人公。
序盤の伏線が若本さんの声が特徴有り過ぎてすぐに、「あー、そういうことね」と分かっちゃうのだけ残念(^_^;)
主人公
ゼノブレイド2は主人公の年齢が低すぎてさすがに共感できそうになかったため敬遠していました。こちらの主人公も少年から青年の中間くらいの年齢ですが、基本的には技術者ぽく落ち着いた性格で、猪突猛進せずきちんと考えるのが好印象。予知能力という闇落ちしがちな設定に対しても、序盤の方で仲間から「1人で抱え込むな」との忠告を受けて、上手いことコントロールしています。
「予知した未来は変えられる」……それだけに変えられなかった過去を悔やみながらも前に進んでいくのがいいですね。
パーティー紹介
始めて3時間くらいで「あ、これ主人公のバックスラッシュ(背面から殴るとダメージ2倍)で殴るだけでクリアできるやつだ」と思いました。他のキャラが3桁ダメージなのに1人だけ4桁連発です。しばらく主人公操作でやっていたのですが、エーテル(魔法のようなもの)しか効かない敵が出てきて、しかもそいつがHP減ると自爆するという厄介な技を持っていたため、エーテルメインのキャラを使ってみることに。
メリア
ディアブロのように装備品にはソケットがありジェムを装着することでステータスや特殊効果を上げることが可能です。メリアはエーテルが得意なのでエーテルとメイン攻撃である雷効果を強化しています。
戦闘方法はかなり特徴的で、各エレメントを召喚することでステータスや回復効果をパーティーメンバーに付与することができます。雷ならエーテル力20%、火なら筋力20%アップ。効果は20%固定ですが、上昇率が高いので後半ステータスが上がってくるほど効果的になりそうです。
一度に召喚できるエレメントは3つまでで、同じ属性を喚ぶこともできますが、残念ながらステータスアップの効果は重複しません。持続回復効果のある水属性だけ例外で効果が重複するので、極端な話水を3つ呼び出してあとは踊っているだけでもOKです。
バッファーとしての役目だけではなく攻撃ももちろんできます。その方法は召喚したエレメントを敵に放つこと。雷なら単体攻撃、火なら範囲攻撃、水は攻撃&HP吸収。バフしつつ、自分のHPを減らして味方を回復し、HP吸収で自己回復とネクロマンサー的な立ち位置でしょうか。複数の敵や強力な攻撃はスリープで分断・中断することができ、色々できて実に私好みのキャラで中盤からずっとこのキャラ操作しています。
エレメントを放つとタレントゲージが溜まっていき、最大値になるとマインドブラストという敵のバフ解除&アーツ封印付きの強力な攻撃を撃つことができます。現在の最大ダメージは7000くらいで大分上がってきましたね!……一方主人公のバックスラッシュは30000ダメージを超えました。。
ゼノブレイドは主人公のバックスラッシュを上げて敵を倒すゲームです!
シュルク
こちらが主人公のシュルクくん。強力なアタッカーなので、とにかく攻撃を上げています。シュルクくんは落ち着いた性格なのですが熱いところもあって……というか戦闘中はうるさいです(^_^;)個人的に戦闘後の「やったね!!!(キレ気味)」というセリフがツボで毎回フフッってなります。
しつこいようですがとにかくバックスラッシュが凶悪な性能なので、よくヘイトを取って殴られています。
ダンバン
主人公たちより一回り年齢が上な保護者的なポジションのダンバンさん。ゼノブレイドの戦闘にはヘイトがあり、強力なアーツや回復を使用すると上昇し敵に殴られてしまいます。逆にヘイトを上昇させ敵の注意を引きつけるいわゆるタンク役のキャラクターがこのダンバンさんとラインくんで、前者が回避タイプ、後者が防御力タイプとなっています。ジェムで上げられる素早さの最大値が50と低めなので、タンク役できるのかと不安でしたがなんとかなってます。やはり忍者は汚かったー。
元々高い素早さに加えて回避率を上げるアーツもあり、筋力も高いのでパーティー全体の攻撃力はかなり高めになっていると思います。
性格も若い主人公たちが迷ったときに、そっとアドバイスをくれるシタン先生ポジなのでお気に入りのキャラです。
ストーリー上メリアちゃんが抜ける場面があり、代わりに操作したマスコット的存在のリキ(40歳)が、思いの外強かったです。まずHPが他のキャラの2倍位あり、カワイイ見た目に反して毒と出血で持続ダメージを与えるというエグいアーツが揃っています。そしてタレントで相手のアイテムを盗めます。軽く触っただけですが、おそらくこのキャラが最強なのでは?と思ったり。
現在10章でそろそろ終盤に入りそう。序盤に離脱したキャラが戻ってきたり、黒幕たちが何も知らない主人公たちを体よく利用している雰囲気たっぷりで……嗚呼、ゼノシリーズは相変わらずだなーと。追加ストーリーややりこみ要素もあるようなのでかなり長く遊べそうです。
昔MMOをやっていて、さすがにもう復帰はできないなーと燻ぶっている人はぜひゼノブレイドを遊んでみてください。
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