カオゼロ_07〜1stシーズン振り返り〜
セレニエル……ストーリーや回顧録を見るまでもなく、PVを見ただけで闇が深そうと感じさせてくれました。
- ガチャ
- 新キャラ:セレニエル(初期印象)
- シーズン振り返り
- 育成状況
- ロードマップと今後のスタンス
ガチャ
空虚属性はカイロン育てることにしたので、結局チズルはスルー。
セレニエル実装ガチャ

30連で入手。排出確率は1%、ピックアップ50%という条件なので、正直なところ天井以外はあまり期待していなかったけどすんなり。これまでピックアップ50%を2回連続で外してすり抜けていたこともあり、今回はようやく引けた、という安心感が大きかった。
【累計】
- 合計:450連(今回+30連)
- 星5:12体(今回+1体)
- 確率:約2.66%
- 天井:2回

常設ガチャは累計300連まであと90連。300連交換は予定通りリンにするつもり。


ディザーPVでちらっと見えたこのオッドアイのキャラが気になっている。実装時にはガチャ石をすべて使う予定。見た目の共通点だと今回のシーズンで登場した被検体の1人である「ガーヤ」じゃないか?とも思うけど、なんとかプレイアブルキャラであってほしい。
新キャラ:セレニエル(初期印象)
役割と性能
セレニエルは、大破とヒット数の両方を兼ね備えたキャラ。これまでどちらか一方の役割を持つキャラはいたが、両立しているのは現時点ではセレニエルだけだと思う。煽る意図はないが、役割の希少性という点では引いておいたほうがよいキャラだと感じた。


実際の使用感としては、ヒット数が極端に多く、他キャラと比べて戦闘のサイズ感が明らかに違う。設定上は単独でカオスを崩壊させられる存在だが、範囲攻撃ではなく、ヒット数と大破に特化させることで、他キャラときちんと棲み分けができている。
ビジュアルについて
最新作であるカオゼロを遊んでいて、なぜかノスタルジーを感じることがあったが、セレニエルのビジュアルを見てその理由が分かった。「境界線上のホライゾン」の面影を感じていたようです。
シーズン振り返り
ストーリー振り返り
第1部
オルレアが見たナイトメア号の未来に不安を覚えつつ、舞台はテラシオンへ移る。特殊事件捜査部部長ユキからの依頼は「プリモニウムの解析」。それはファーストとカオスが結合した結晶体だった。
第2部
解析中のプリモニウムが強奪され、犯人を追うと黒幕はカグヤ製薬だった。傭兵チズルは条件を明かさぬまま研究所所長と引き合わせ、研究の目的がベルディオン型ファースト「レプリカ」の製造であることが判明する。
第3部
実験は成功するが、被検体HA-87の力は制御不能なほど強大となり、その消滅のためにプリモニウムの解析を必要とした。舞台は第0研究所のある惑星デルタへ。ここで新キャラのセレニエルが登場する。テラシオンの守護天使と呼ばれる彼女は、第0研究所の元被検体だった。
HA-87の撃破に成功し事件は一応の収束を迎えるが、プリモニウム(アスナ)はユキを守るため砕け散る。
登場人物メモ
- ユキ:テラシオン特殊事件捜査部部長
- チズル:カグヤ製薬の傭兵。悪鬼カゲロウを封じる巫女
- セレニエル:テラシオンの守護天使(航空宇宙防衛司令部隊長)。第0研究所の元被検体
(シーズン振り返り・補足)
3週間ごとにストーリーが公開されていく形式だが、プレイヤーは物語を“読む”だけでなく、第0研究所をシーズンカオスというコンテンツとして繰り返しプレイすることになる。その結果、キルメナイト、レプリカ、HA-87といった専門用語が、説明として押し付けられるのではなく、体験を通して理解させられる構造になっている。
正直、ストーリーだけを追っていたら頭に入りづらかったであろう用語や設定も、周回の中で自然と受け入れられた。そして最終的に、理不尽な立場に置かれていたHA-87と対峙しなければならない流れは、プレイヤー体験と物語がきちんと接続されていて印象が強い。
想定外だったこと:ユキという存在

今シーズンで一番想定外だったのは、ユキが物語の中心人物として強く印象に残ったことだった。主人公であるナイトメア艦長を、ある意味で食ってしまっている存在だと感じる場面が何度もあった。
ユキは一見すると茶目っ気があり感情的に見えるが、対話や判断の場面では非常に理性的で、状況を俯瞰している。立場も決定権もあり、機転も利く。老獪なカシウスを手玉に取りつつ、命を雑に扱う研究所所長には明確に怒りを示す。ただ感情をぶつけるだけで終わらせず、そのやり取りを中継し、それ自体をカオスに対する脅威として守護天使の出動要請へと繋げていた。
アスナと同じファーストでありナイトメア艦長という立場の主人公に対して、ユキなりに思うところはあるのだろう。甘えてくることはあっても依存はしない。その距離感が保たれているからこそ、時折垣間見せる寂しさが印象に残った。

個人的にはユキというキャラクターをかなり気に入っている。ただ、主人公の物語を期待していた人にとっては、主人公を食ってしまった存在と受け取られる可能性もあるキャラクターだと思う。これがリリース初期のディレクターレターで言っていた事かと納得。
シーズンを終えて
ボス戦のつまらなさについては、前回の日記12/7の時点である程度見えていたが、最後までそれを覆すことはできなかった。耐久戦とダメージレース中心の構成は変わらなかった。
一方で、最終第3部のストーリーは印象が良かった。セレニエルの出番は短いものの、被検体という立場も含めてきれいに回収され、落ちていたモチベーションはかなり戻った。
PVを見た段階で、第0研究所の被検体ではないかという予想自体は立てやすい。しかし、それを踏まえたうえで物語としてしっかり描き切った点は好印象だった。
育成状況
2パーティー分、計6人の育成は完了している。今シーズンに限定した追加育成は行わない予定。一方で、レベルアップによるステータス上昇率が低い割に、要求される素材数に対して入手量が少ない点は気になっている。

秩序と正義が足りてなさげ?今後は、常設ガチャ300連交換でリンを入手し育成する予定。また、これまであまり触れてこなかったヴァンガードというクラスの可能性も探ってみたい。
ロードマップと今後のスタンス
今後のアップデート予定を見る限り、ユーザーの声をかなり拾ってくれている印象がある。デッキ構築後の細かい調整ができるアイテムの導入や、構築したデッキで遊べる新しいコンテンツ、大亀裂は単純なダメージレースにしないなど、これまで不便に感じていた部分に手が入るのは良い。
このゲームはアーリーアクセスのつもりで遊んでいるので、時間をかけて調整してほしい。以前感じていた「スレスパフォロワーになってしまうのではないか」という懸念も、現時点では杞憂だったと感じている。唯一無二のゲームを目指している方向性が見えてきた。
半年分とはいえ、ロードマップの総量には驚いた。Ratopiaのときも感じたが、韓国開発者の生真面目さと熱量はすごい。開発者と自分が同じ方向を向いていることを確認できたのは嬉しく、安心してプレイを続けながら調整を待ちたい。
次回は、カオスゼロナイトメア100日プレイ時点でのレビューを書く予定。



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