
だるだるサーバー移行のお話
エックスサーバーからシンフリーサーバーへ移行しました。
シンフリーサーバーはエックスサーバー株式会社のグループ傘下「シンクラウド株式会社」のレンタルサーバーです。
シンフリーサーバー
特徴は「月額料金無料で広告表示なし」、容量が10GB、MySQL5個まで、メールが使えないと色々制限があるものの無料は太っ腹ですね。
はじめに
シンフリーサーバーは現在(2025年3月1日)新規サーバーは開設できず、他社サーバーからの移転のみ可能です。さらにエックスサーバーで使用中のドメインからは移管ができません。
間接的には移管が可能ですが、懸念点がいくつかあります。
- ユーザーが増えれば処理速度が落ちて表示が遅くなる。
- 今後の規約変更で広告表示ありになる可能性もある。
また、エックスサーバーから同じグループ内の無料サービスにユーザーが大量流出となれば、どうなるか分かりますよね?皆さんの常識にお任せします。(ふんわり)
シンフリーサーバーの使い方・設定方法
こちらの方の記事を参考にさせていただきました。
Life techia | シンフリーサーバーの使い方・設定方法
手順
- お名前.comでドメイン取得
- XREAでサイト作成
- シンフリーサーバーで他社サーバーからの移転でアカウント開設
アカウント作成のため、XREAで新規サイトを作りそちらから移管という形を取ります。XREA開設時に無料でもらえるドメインは「.shop」であるため、そのままでは移管できません。なのでお名前.comで「.com」系のドメインを取得してXREAに設定、ネームサーバーの変更を行います。
わあ、アカウント開設だけでもう面倒くさい。
しかも今回はドメイン移行なので、上記で取得したXREAのサイトもお名前.comのドメインも、アカウント開設後は一切使いません。しっかり自動更新もオフにしておきました。……多方面につばを吐く行為なので、皆さんの常識にお任せします。(2回目)
XREA
お名前.com
以下は、WordPressの移行の話。
WordPressの移行
手順を確認したかった事もありプラグインやエックスサーバーの「WordPress簡単移行」は使いませんでした。WordPressの移行は特に難しくありません。
- wp-content以下のディレクトリをコピー
- sqlデータをエクスポート、インポート
- phpMyAdminでwp_optionsのsiteurlとhomeを変更
一旦ローカル環境でWordPressを構築し中身を確認。容量は18GB。シンフリーサーバーは容量が10GBまでなのでこのままでは移せません。1000記事ほどありましたが、そちらはテキストデータなので画像が大半ですね。jpg、pngをwebpに変換することで、1.8GBまで減りました。

エックスサーバーの契約が2月28日までだったので、見切り発車でスタート、休日が2日ほど飛びました。素直にエックスサーバーを1年更新するか、シンレンタルサーバーに移行したほうがよかったような。
大体OKって事で、エックスサーバー側でドメイン解除して、シンフリーサーバーでドメイン移管手続き。注意点としてシンフリーサーバーのほうがドメイン更新料が高いことですね。ただ、レンタルサーバー料は払わなくて良くなります。
ついでなので、WordPressのテーマも変更。海外のマガジン&ブログ系の「Newscrunch」にしました。
ローカライズの必要はなくhtmlのlangもjaで表示されています。ユーザーの画面サイズに合わせて画像を表示するsrcsetタグも入ってます。loadingもlazyも設定されているため遅延読み込みもしてくれる。WordPressやHTMLがバージョンアップを重ねて色んな所が標準化されているようなので、プラグインは全部外しました。
課題
- meta description、ogpタグが出力されていない
- 記事毎の個別CSSが前のテーマ依存だったのでそちらが反映されていない
header.phpをいじるとテーマの更新時に飛んじゃうと思うので、どうするか考え中。そのためのプラグインでしょ?って事なのですが、更新管理が面倒くさいし、多機能な分使わない要素が入ってて重くなるだけなんですよね。
まあ、時間があればやるという事で(やらない)
今後の更新
WordPressのグーテンベルクに慣れたいので、しばらくは記事を上げるかも。ただ、考えをまとめるためのアウトプットであり、シンフリーサーバーを含めてバックアップ用のオンラインストレージとしか思ってないので、Weblogとはもう呼べないかもしれませんね。
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